「2020横浜スポーツ学術会議の開催形式の変更」について

この度の新型コロナウイルス感染症において亡くなられた方々、ご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げますとともに罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
横浜2020スポーツ学術会議におきましては、講演やシンポジウムの企画ならびに登壇者のご紹介等につきまして、ご尽力いただき、誠にありがとうございました。
その後のCOVID-19の世界的な感染拡大状況を受け、組織委員会では止むを得ず横浜2020の開催形式を変更する決定をいたしました。
組織委員会は、4年に一度の体育・スポーツ・健康科学に関わる最大規模の学術的な交流は非常に重要であると考えています。
一方、WHOは、COVID-19のワクチンまたは治療薬があらゆる人に行き渡り、医学的なレベルでの安全が宣言されるまでには、早くても1年は必要であるとの見解を示しています。したがって、今後、一時的には感染者数が減少するかもしれませんが、世界から横浜の会場に3000名を超える人々が集まることには、大きなリスクがあります。
以上のことから、組織委員会は、参加者の生命と健康を守るため、各国での感染拡大予防を重視し、開催形式を次のように変更いたします。

<開催形式>

予定していた横浜での開催は行わず、一定期間、サイト上における発表およびメールによる意見交換を行うことにします。ただし、時差と各国における設備やインターネット環境などの違いを踏まえ、双方向対話型では実施しないことにします。
基調講演・テーマ別講演・シンポジウムにつきましては、登壇者の協力が得られた場合に、登壇者が希望する形式で、発表をお願いしたいと考えております。詳細につきましては、追ってご案内いたします。
一般発表(ポスターおよび口頭)および公募シンポジウムにつきましても、前述のオンラインによる開催とします。参加費の変更等、詳細はホームページでご案内いたします。
発表資料をアップロードした発表者には、発表証明書を発行します。
招聘を受諾された登壇者の方々には、この通知の内容を事務局より直接メールでご連絡いたします。そのほか、ホームページ上でも通知いたします。
ご関係の登壇者がおられる場合には、以上につきましてご承知おきいただき、必要に応じてフォローしていただければ幸甚に存じます。
航空券のキャンセル料が発生した場合には、事務局にご連絡ください。

<問い合わせ先>

ご不明な点は、運営事務局(yokohama2020-cl@c-linkage.co.jp)までご連絡ください。
最後に、世界の困難な状況に立ち向かっている医療関係者の方に、心から敬意を表します。再び、直接的な意見交換ができる日を待ち望んでおります。
みなさま、ご自愛ください。
以上
2020横浜スポーツ学術会議
組織委員会 委員長 來田享子
学術委員会 委員長 田原淳子